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バッタ品、密造、ブランドコピー品、その他の二束三文情報を集めたブログ。
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 かなり昔の話になるけれど、シャネルのコピー品で痛い目にあったことがある。早い話が警察沙汰になったのだ。軽井沢銀座の裏通りに、知人とファッション雑貨の店を開いたことがあった。その店で韓国製のシャネルのアクセサリーのコピー品を販売したのだ。

 シャネルに雇われた調査員が、目ざとく店内のコピー品を見つけて、それを長野県警の防犯課に持ち込みやがった。そして鑑定依頼の手続きをして、本物か偽物かを調べさせたのだ。初めからコピー品だと分かっていながら。それが奴らの仕事だから仕方が無いけれども・・・

 すぐに長野県警の取り調べがあり、最終的には罰金刑となった。軽井沢は、コピー品に対しては厳しい所なのだ。軽井沢で長年ファッション関係の商売をやっていた人間が、そうした事情を説明してくれた。特にその年は、他にこれと言った事件が起きていなかったので、いつもなら相手にしないような小さい事件にも長野県警が首を突っ込んできたのだ。運も悪かったのである。

 軽井沢でコピー品を販売するつもりは無かった。しかし、店内にこれと言った目玉商品が無くて、思うように客が集まらなかった。そこで客寄せの為に仕方なく販売したのだ。案の定、コピー品につられて客が集まってきた。ブランドの力というのは、スゴイものだと実感させられた。

 半年で店じまいをして、知人たちと韓国へ遊びに行った。ソウル市内には、コピー品があふれかえっていた。その気になれば、あらゆるブランドのコピー品が手に入った。90年代のことなので、最近の事情は知らないけれども。そうした韓国製のコピー品を、日本ではイラン人が露店で販売していた。けっこう金儲けになったみたいで、稼いだお金を資金にして、ちゃんとした貿易会社を設立したイラン人を知っている。



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 昔、ガングロのコーラス・グループのシャネルズが、本家本元の「シャネル」から商標法違反で訴えられた。仕方なくグループ名を「ラッツ&スター」に変えた事件があった。他にも、千葉県松戸駅前の「シャレル」というスナックが、名前が似ているということで、同様に商標法違反で訴えられた。

 シャネルの場合、専属の調査員がいて、全国各地でコピー商品を摘発している。昔、知人が韓国製のシャネルのアクセサリーのコピー品を軽井沢の店で販売したことがあった。案の定、長野県警に逮捕されて、罰金刑を受けてしまった。軽井沢はコピー商品に対して厳しい場所なのである。2000円程度のものを販売して、50万円の罰金を払ったらしい。

 それよりもっとすごいのが、ルイ・ヴィトンである。日本だけで、年間数千点のコピー品を押収している。その予算が三億円らしい。ヴィトンの場合、80年代にイラン人の露店商がコピーのバッグ類を売りまくったことがあり、その被害は莫大だった。

 ヨーロッパの空港では、ニセモノの厳しいチェックがあり、本物と信じて買った日本人が商品を取り上げられるケースが続出している。ヨーロッパと日本では、コピーに対する意識が違う。日本には世界的なブランドが存在しない所為で、ブランドを守るという気持ちが希薄なのだ。



 最近は中国にファッション・ブランドのイミテーション商品が出回わるようになった。その理由は広州周辺の「珠江デルタ」と呼ばれる地帯に世界の有名ブランドの工場が集中しているからだ。その前は韓国にブランドの工場が集中していた。

 イミテーション品は、業者間で厳密にランク分けされている。超A級、A級、B級、C級、QC級の五段階になっている。バッグの場合、超A級は正規品と同じ素材を用い、同じ工場で作られた商品である。つまり流通ルートが正規でないだけで品質は本物と同じ。価格は正規品の4~5分の1。工場からの横流しというやつだ。

 A級は本物と並べて見てもほとんど違いのない精巧なコピー品。B級は良く見ると、素材や作りがやや粗雑なイミテーション品。普通に使用する分にはまったく問題ない品物だ。C級はデザインだけを真似たガラクタで、すぐにファスナーが壊れたりする。露店で売っている安物だ。

 QC級はごくわずかな傷のためにブランドが工場に返品した品物。素人目にはどこに問題があるのか見分けがつかない。国産のアパレル品の場合だと、プリントや刺繍の位置が微妙にずれていたりする。品物は問題なくても、納期遅れで返品される場合もある。そうした商品はバッタ屋経由で販売店に横流しされるのだ。ただし、横流しが発覚すると警察沙汰になる。正規のルートを通さずに販売した場合は、登録商標法違反が適用されるからだ。



 欧米のアパレル・ブランド製品の大半は、現地から輸出されたものじゃなくて、日本製や発展途上国で製造されたものらしい。ライセンスブランドと呼ばれているもので、早い話が、正規の契約に基づいた複製品<コピー品>である。と言っても単なる複製品じゃなくて、中には本国の製品よりも質やモノがよい場合がある。

 ライセンス契約というのは、契約料を払ってブランドの複製権を取得するものだ。合法的にコピー品を製造できることになる。ライセンス契約が大流行したのは1970年代で、数百のライセンスブランドが誕生した。ファッションブランドだけじゃなく、外国のスポーツチーム、煙草ブランドといったものまでライセンス契約が行なわれた。

 そんな中、「クリスチャン・ディオール」は、ライセンス契約の更新を中止した。日本市場の場合は自分達でやった方が儲かると、判断したからだ。それだけ日本人の購買力が魅力的になったのだろう。まさに日本社会がバブル期に突入する時だった。

 ファッション・ブランドのライセンスものと、輸入ものの違いはどこにあるのだろう。一番の違いは、ライセンスものは日本人の体型に合ったサイズであることだ。それに値段が安いことである。他にも日本人好みの色調とディテールになっている。しかし最近の輸入ものは、体型を日本人に合わせ始めているらしい。サイズが合わなければ、やっぱり買う気にならないからだ。

 ポケモンやキティーのTシャツが欧米でも売れている。米国などで販売する場合は、日本と違って特別に大きいサイズをつくらなければならない。子供のサイズといっても、米国には相撲取りみたいに太った子供がいるからだ。サイズの違いは、製造する側にとっては意外に面倒なことだ。そうしたキャラクターものも、おそらくライセンス契約をした外国の会社が、現地サイドで製造しているのだろう。
 たった一度だけ、密造品に手を出したことがあった。十数年前のことなので、すでに時効が成立している。あくまで受身で仕事を請け負っただけなので、正直に白状することにした。

 その密造品というのは、米軍のスカイパイロット・ジャンパーである。どんなジャンパーか知りたい人は、水谷豊主演のテレビ番組「相棒」を見て欲しい。亀山という刑事が着ているモスグリーンのジャンパーは、もしかしたらスカイパイロット・ジャンパーかもしれない。ワッペンがたくさん縫い付けられたやつだ。

 十数年前のことだった。ある日、突然、見知らぬ男が私の仕事場を訪ねてきた。そしてスカイパイロット・ジャンパーの密造を頼みこんだのである。一旦はためらった私だけれど、全部を前金といった支払い条件の良さにグラツイテしまったのだ。300万円の札束を見せつけられたら、モラルも何も無くなってしまった。そして悪いと思いながらも引き受けてしまったのだ。

 発注数は300着で、1着が1万円の計算になる。そこで私は東京の浅草橋の現金問屋に出向き、モスグリーンのMA1を1着3000円で仕入れた。そして群馬の桐生の刺繍工場で、五種類のワッペンを作らせ、それを都内の縫製屋でジャンパーに縫いつけたのだ。ワッペン代と縫製代を合わせて3500円だったので、一着につき3500円の利益になった。合計では100万円ちょっとの儲けになったのだ。10日間で100万円を稼いだことになる。幸いにも警察沙汰にはならずに済んだ。しかし、その後は二度と密造品に手を出すことはなかった。


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