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バッタ品、密造、ブランドコピー品、その他の二束三文情報を集めたブログ。
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 意外かもしれないが、ヤクザは洗濯屋の上得意客だ。しかし、ひとたび問題が起きると大きなトラブルになってしまう。とんでもないクレームをつけるからだ。相手がヤクザとなると、洗濯屋は泣き寝入りをするしかない。

 ヤクザのクレームの中には、大きく分けて2種類ある。クリーニングの不始末が原因のものと、最初から金銭目当ての詐欺まがいのものである。クリーニングの不始末の場合は、わずかなミスであっても全額を弁償させるのだ。アルマーニのスーツなんかは、数十万円もするので、洗濯屋にすれば、たまったものじゃない。

 特に目立つのが、引換証を悪用したクレームだ。その手口はこういうものである。最初に、誰かがクリーニングに出しにくる。そして後日に、別の人間が「代理で取りにきた」と言って、洗濯したものを取りにくる。店員がその言葉を信用して洗濯したものを代理人に渡すと、大変なことになってしまう。初めにクリーニングに出しに来た人間が、後から引換証を持って現れることになるからだ。


洗濯屋「代理の人にお渡ししました」
ヤクザ「そんな代理人なんて知らねェよ」

こうなると、引換証を持っているヤクザの方が強い。そうした手口で全額を弁償させるのだ。   
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 簡単に稼げるという言葉は、まさにバッタ屋のためにあるようなものだ。数万円のわずかな元手で始めることができ、やればやるほど稼ぎが大きくなっていく。自分も繊維関係の仕事をしていたので、お金に困ったらバッタ屋の真似事をしたことがある。

 縫製屋等の加工屋は、必ずといっていいほど、不良在庫を抱え込んでいる。注文先のメーカーから返品をくらったものだけじゃなく、何の問題も無い余剰品もその中に混じっている。返品といっても、納期遅れやわずかなミスがあったものが中心だ。だから正規の商品とほとんど同じものである。

 そうした在庫品をバッタ屋が買い叩くのである。仕入れの相場は、段ボール箱一つが5000円である。一箱の中には30着前後の商品が入っている。上着もあれば、ズボンやパンツもある<パンツといっても下着のことじゃないので>。そうしたものが、一着につき170円で仕入れられるのだ。

 売り先は現金問屋や近所の洋服屋等だ。仕入れ値の三倍程度なら買ってくれるに違いない。それでも原価より安くなるのだから。200円弱のものが600円になるんだから、坊主丸儲けってやつだ。


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